【10月6日 AFP】米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は、6日に行われるワイルドカードゲームのヒューストン・アストロズ(Houston Astros)戦で田中将大(Masahiro Tanaka)を先発登板させ、チーム状況をリセットしようとしている。

 1試合のみで行われるワイルドカードゲームで、ア・リーグの勝者は、カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals))との地区シリーズに進出できる。一方、ナ・リーグでは7日に行われるピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)対シカゴ・カブス(Chicago Cubs)の勝者が、地区シリーズでセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)と対戦することになる。

 ヤンキースは、ホームフィールドアドバンテージを獲得してアストロズ戦に臨むものの、決して好調の波に乗りながらプレーオフ進出を決めたとはいえない。

 レギュラーシーズン最後にボルティモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)との3連戦で全敗したヤンキース。それでもジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督は、6日の一戦とは無関係だとしている。

「レギュラーシーズンのことは、今となっては問題じゃない」と主張するジラルディ監督は、「問題は、あくまでも火曜(6日)だ」とコメントした。

 ジラルディ監督はまた、高額年俸で獲得した田中が、先週の試合で期待外れの登板内容だったことについても、6日の一戦の判断基準にはならないと強調している。

 田中は、右ハムストリングの故障から復帰した先月30日の試合に登板し、5回を投げて5安打4失点を許すと、ヤンキースは5-9でレッドソックスに敗れた。

 ジラルディ監督は、6日の試合で田中の登板回数と投球数について制限は設けないとし、右腕が再び勢いを取り戻すことを期待している。

 ジラルディ監督は「彼は素晴らしいシーズンを過ごしている」と田中を評すと、「前回の登板では厳しい投球内容だったが、彼への期待は変わらない」と語った。

 一方、アストロズは先発にダラス・カイケル(Dallas Keuchel)を起用する。

 カイケルは、8月に行われたヤンキースとの3連戦で、アストロズが記録した2勝のうち1つに貢献。アストロズが15-1でヤンキースに大勝した試合で、先発登板したカイケルは勝利投手となっている。

 4年目で初めて中3日で投げることになるカイケルは、今季初めて本拠地で先発したレギュラーシーズンの試合でも、ヤンキースから勝ち星を挙げている。

 アストロズのエース投手であるカイケルについて、ヤンキースの強打者アレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)は「最高の投手の一人だ」とすると、「この時期まで勝ち残った投手はみんな、立派な成績を残している。それを一人ずつ倒していなかければならない」と気を引き締めた。(c)AFP