ニュージーランドが8強入り、ジョージアに苦しみながらも勝利 ラグビーW杯
このニュースをシェア
【10月3日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は2日、プールCの試合が行われ、ニュージーランド代表は43-10でジョージア代表に勝利した。
ジュリアン・サベア(Julian Savea)がハットトリックを達成したものの、見栄えしなかったオールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)は格下のジョージアを相手に苦しんだ。
予選プールでトンガとの試合を残す中、この勝利で準々決勝進出を決めたものの、前回王者のニュージーランド陣営には警報が鳴り響いている。
ミレニアム・スタジアム(Millennium Stadium)で行われた一戦で、ニュージーランドはトライ数では7対1とジョージアを圧倒。しかしながら、一方的な得点差とされたジョージアは王者を相手にフィジカルで張り合い、ニュージーランドの初歩的なミスをいくつも引き起こした。
ジョージアの主将マムカ・ゴルゴゼ(Mamuka Gorgodze)は激しいタックルを見舞い、試合後にマン・オブ・ザ・マッチに選出されるとこの日一番の歓声を受けた。
主力を休養させたジョージアに対し、トップ選手を並べたオールブラックスは快勝を収めるかに思われていたが、22-10で前半を折り返すと後半に3つのトライを重ねた。
ジョージアは攻撃力には劣るものの、骨をきしませるようなタックルと力強いフォワード陣がアドバンテージを生み、疲れ知らずのゴルゴゼが何度もニュージーランドにトラブルを引き起こした。(c)AFP