【9月30日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2015)は29日、準決勝の第1戦が行われ、サウジアラビアのアル・ヒラル(Al-Hilal)とアラブ首長国連邦(UAE)のアル・アハリ(Al-Ahli Club)は1-1で引き分けた。

 サウジアラビアの首都、リヤド(Riyadh)のキング・ファハド国際スタジアム(King Fahd International Stadium)で行われた第1戦は、前身の時代に大会を2度制している名門アル・ヒラルが、終盤のアイウトン・アウメイダ(Ailton Jose Almeida)のゴールで追いつき、満員の観客の前で引き分けに持ち込んだ。

 拮抗した展開となった前半は、両チームともにほとんど決定機がなかったが、アル・アハリは迎えた後半12分、ペナルティーエリア近くでFKの好機を得ると、エベルトン・リベイロ(Everton Ribeiro)のキックに元ベンフィカ(Benfica)のロドリゴ・リマ(Rodrigo Lima)が頭で合わせて先制した。

 さらにアル・ヒラルがその10分後、カルロス・エドゥアルド(Carlos Eduardo de Oliveira Alves)がPKをポストに当てて失敗すると、これが響いてアル・アハリが敵地で貴重な勝利を手に入れるかに見えたが、後半38分、アイウトンがチームを救う同点ゴールを決めた。(c)AFP