【9月27日 AFP】ボクシング、WBC世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦は26日、米アラバマ(Alabama)州バーミングハム(Birmingham)で行われ、王者デオンテイ・ワイルダー(Deontay Wilder、米国)がヨハン・デュオパ(Johann Duhaupas、フランス)を11回TKOで退け、王座を防衛した。

 地元アラバマ州のファンの前でワイルダーは強烈なパワーを披露し、通算成績を35勝無敗(34KO勝ち)に伸ばした。

 34歳で初めての世界タイトルマッチ、初めての米国での一戦に臨んだデュオパを相手に、ワイルダーは予想されていた通りの一方的な試合を展開した。しかしながら、デュオパはいくら打たれようともこれまで一度もKO負けを喫していない理由を示した。デュオパは顔から血が流れ、あざだらけになりながらも立ち続けていたが、レフェリーは11回残り2分5秒のところで試合を止めた。(c)AFP