【9月26日 AFP】女子テニス、国別対抗戦のフェドカップ(2015 Fed Cup)で決勝進出を果たしたロシアチームは25日、チェコとの大一番では、世界ランク3位のマリア・シャラポワ(Maria Sharapova)が先鋒となってチームを率いることになると発表した。

 決勝は、敵地プラハ(Prague)で11月14日から2日間の日程で行われることになっており、ロシア代表を指揮する元全仏オープン(French Open)覇者のアナスタシア・ミスキナ(Anastasia Myskina)監督は、5度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るシャラポワに加え、世界ランク20位のエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova)、同33位のアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)、そして同117位のエレナ・ベスニナ(Elena Vesnina)が出場することになると述べた。

 ミスキナ監督は、「全選手が即座に出場を決めてくれてうれしいです」とコメントしている。

 両国はフェドカップで過去に5回対戦しているが、そのうち3回はチェコスロバキアとソビエト連邦時代のものとなっている。

 連覇を狙うチェコは、ロシアとの対戦成績で3勝2敗と勝ち越しており、直近では2011年にモスクワ(Moscow)で行われた決勝を制している。

 4度の優勝経験があるロシアは、昨年のワールドグループ1部1回戦でオーストラリアに敗れた屈辱から立ち直ろうとしている。(c)AFP