【9月25日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は24日、ベテラン選手のメッタ・ワールドピース(Metta World Peace)を獲得した。報道では、保証なしの1年契約とされている。

 2011年にロン・アーテスト(Ron Artest)から改名したワールドピースは、レイカーズの練習キャンプに参加できる20人のうちの19人目の登録選手となった。

 35歳のワールドピースは、オフシーズンにもレイカーズの練習に姿をみせており、昨季のNBAドラフト全体7位指名で入団しながら、脚を骨折してシーズンを棒に振ったジュリアス・ランドル(Julius Randle)の指導を行っていた。

 年間最優秀守備選手に選出された実績を持つワールドピースがNBAで最後にプレーしていたのは、ニューヨーク・ニックス(New York Knicks)時代に29試合に出場した2013-14シーズンで、それ以降は、中国プロバスケットボールリーグ(CBA)やイタリアのトップリーグに活躍の場を移していた。

 ワールドピースは、2009年から2013年までレイカーズに所属し、2009-10シーズンにはNBAファイナルで優勝も経験した。

 ワールドピースはレイカーズの他、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)、インディアナ・ペイサーズ(Indiana Pacers)、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)、ヒューストン・ロケッツ(Houston Rockets)などを渡り歩き、合計931試合(先発833試合)に出場して通算成績は1試合平均13.8得点、4.7リバウンド、2.8アシスト、1.8スティール、そして出場時間は平均33分間を記録している。(c)AFP