【9月25日 AFP】米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)は22日、ディナータイムのテーブル予約とテーブル席でのサービスを試験的にスウェーデンで導入すると発表した。この画期的なサービスをマクドナルドが試すのはスウェーデンが初めて。「ファスト」からスローなサービスへとビジネス転換になるかもしれない。

 マクドナルドは全世界に3万6000店舗を構えるが、テーブル予約サービスの試験導入対象となるのはスウェーデン国内の31店舗。25日から1週間、実施するという。スウェーデンのマクドナルドウェブサイトから予約が可能だ。

 ライバルのバーガーキング(Burger King)や地元バーガーチェーンMaxなどとの厳しい戦いに直面しているスウェーデン市場を、マクドナルドは予約サービス試験の地に選んだ。

 だが、この試みはファストフードの発想を根底から覆すものであるようにも見える。

 仏フードサービス情報起業CHDエキスパート(CHD Expert)のアナリスト、ニコラ・ヌシ(Nicolas Nouchi)氏は「革新的な試みではある」としたうえで、同時に外食産業の世界がファストフードの概念が生まれた1950年代まで後戻りすることになると指摘。「もはやテーブルサービスを提供するレストランとファーストフード店との違いは消えつつあり、この動きにマクドナルドも加わったのだ」と語った。(c)AFP