【9月24日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は23日、プールBの試合が行われ、日本代表は10-45でスコットランド代表に敗れた。

 スコットランドはマーク・ベネット(Mark Bennett)が2トライ、主将のグレイグ・レイドロー(Greig Laidlaw)がキックで20得点を挙げ、ジャイアントキラーの日本を退けた。

 南アフリカ戦の勝利で疲弊していた日本は、アマナキ・レレイ・マフィ(Amanaki Lelei Mafi)がトライを決める鮮やかなスタートを切ったものの、その後はスコットランドに食い下がることができなかった。

 12-7でハーフタイムを迎えたスコットランドは、後半に入ると試合の主導権を握り、ベネットの2トライ、さらにジョン・ハーディー(John Hardie)、トミー・シーモア(Tommy Seymour)、フィン・ラッセル(Finn Russell)がそれぞれトライを決め、日本を退けた。特にレイドローは、1万4354人が詰め掛けた所属クラブのグロスター・ラグビー(Gloucester Rugby)の本拠地で、冷静なキックをいくつも決めた。

 レイドローは、「彼ら(日本代表)は、初戦の私たちをしごいてくれた。調子が出るのに時間がかかってしまい、得点差以上に厳しい試合だった」とコメントした。

 一方、日本の主将リーチマイケル(Michael Leitch)は、「後半途中までは持ちこたえて、しっかり戦えていたが、活力が底をついてしまった」と振り返っている。(c)AFP