コスタに3試合の出場停止、パウリスタの処分は取り消しに
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【9月23日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)は22日、アーセナル(Arsenal)戦でローラン・コシールニー(Laurent Koscielny)の顔を殴打したとして、イングランドサッカー協会(Football Association、FA)から3試合の出場停止処分を受けた。
スペイン代表のコスタは、19日に行われたアーセナル(Arsenal)とのロンドンダービーで「暴力行為」をはたらいたとされており、試合を担当したマイク・ディーン(Mike Dean)主審はこの場面を見逃していた。
スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)から昨季チェルシーに移籍した26歳のコスタは、FAが下した今回の処分に対して異議を唱えている。
FAは声明で、「ジエゴ・コスタの暴力行為は、審判団に見逃されていたが、独立規制委員会の聞き取りとビデオの映像で明らかとなり、処分を科すことになった」
「これにより、チェルシーのジエゴ・コスタには3試合の出場停止処分が適用される」
コスタに対する処分を受けて、チェルシーは声明を発表し、「われわれはジエゴ・コスタに対するFAの独立規制委員会の決定に失望している」とコメントした。
チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で行われた試合で、コスタは前半の終盤にコシールニーの顔を手で二度はたき、この行為に憤慨したアーセナルのガブリエウ・パウリスタ (Gabriel Paulista)とともに警告を受けた。
その後もコスタとパウリスタの小競り合いは続き、パウリスタはかかとでコスタを蹴った行為により、ディーン主審から退場を言い渡されている。
なお、22日にパウリスタの処分に対するアーセナルの不服申し立ては認められ、23日に行われるトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とのイングランド・キャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2015-16)3回戦で、同選手は起用可能になった。(c)AFP