【9月11日 AFP】サッカーチェコ代表のダビド・リンベルスキー(David Limbersky)が酒気帯び運転で事故を起こしていたことが、10日、地元警察とメディアの発表で明らかになった。

 地元メディアの報道によると、6日に行われた欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)の予選でラトビアから得点を奪い母国の勝利に貢献したヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)所属のリンベルスキーは、10日未明にチェコのプラハ(Prague)で愛車のベントレー(Bentley)を壁に衝突させ、さらに現場から逃亡を図ったとされている。

 しかし、事故を目撃した警察が現場近くでリンベルスキーを取り押さえた。

 酒気検査器で計測したところ、リンベルスキーのアルコール摂取量は法律で許可された数値を超えていたことが判明したという。

 リンベルスキーの車は損害額が1万8500ユーロ(約250万円)以上とされており、当局は同選手の有罪が確定すれば、懲役3年の実刑になると述べている。

 チェコ代表として34試合に出場しているリンベルスキーは、先日のラトビア戦で代表初ゴールを記録し、母国を欧州選手権2016の本戦出場に導いた。(c)AFP