チームスカイがステージ初優勝!デュムランがマイヨ・ロホ守る ブエルタ・ア・エスパーニャ
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【9月11日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は10日、第18ステージ(ロアからリアサ、204キロメートル)が行われ、チームスカイ(Team Sky)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)が優勝を飾ると、チーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)が、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)に3秒差をつけて総合首位の赤いジャージー(マイヨ・ロホ)を守った。
25人の逃げグループに入っていたロッシュは、最後の下りでトレック・ファクトリー・レーシング(Trek Factory Racing)のアイマル・スベルディア(Haimar Zubeldia、スペイン)をかわし、5時間3分59秒でゴールすると、18秒差の3位には、カハルラル・セグロスエレヘアー(Caja Rural-Seguros RGA)のホセ・ゴンサルベス(Jose Goncalves、ポルトガル)が入った。
終盤に登場するプエルト・デ・ラ・ケセラ(Puerto de la Quesera)の上りで何度もアタックを仕掛けたアールだが、抜け出すことはできず、最後は38秒差の大集団の中でゴールした。
前日の個人タイムトライアルで、2位に1分以上の差をつけて圧倒的な勝利を収め、同時にマイヨ・ロホも手にしていたデュムランだが、この日は熟達したクライマーのアールをしっかりと抑え、オールラウンダーとしての素質があることを証明した。
デュムランは、スポーツ専門放送局ユーロスポーツ(Eurosport)に対し「厳しい3日間が待ち受けている。最初の一つを乗り越えた。チームとしてよくやったと思う」とコメントしている。
「今日はアールがレッドジャージーを取り戻すために頑張っていたけど、何ら問題はなかった。最初のアタックの後、マイヨ・ロホは自分のものだと確信した」
チームスカイは、ツール・ド・フランス(2015 Tour de France)覇者のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)が第11ステージで骨折し、レースを棄権したほか、ロッシュも第10ステージで落車に巻き込まれるなど、不運が続いていた。
チームのステージ初勝利を受けて、ロッシュは「しばらくの間は戦うのが難しい状況だったけど、チームとして結果を残したかったし、今日は素晴らしい日になった」と語っている。
13日にマドリード(Madrid)で閉幕するブエルタも、残り3ステージとなった。アールがデュムランからマイヨ・ロホを取り返すとすれば、4つの1級山岳が登場する12日の第20ステージが濃厚だろう。(c)AFP