【9月2日 AFP】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は1日、アラスカ(Alaska)州の壮大なエグジット氷河(Exit Glacier)を視察し、気候変動の影響がすでに米国にも現れていると語った。

 オバマ大統領は同州南部のキーナイ・フィヨルド国立公園(Kenai Fjords National Park)を訪れ、広大だが縮小しつづける氷河の前に立った。そこには、1815年以降氷河が後退していることを示す指標が立てられている。

 大統領は「これは、我々が取り組んでいる気候変動の問題の実態を表す指標」だと語り、気候変動により降雪量が減少し、夏はより長く暑くなり、氷河の後退が進んでいると指摘した。(c)AFP/Jérôme CARTILLIER