前回覇者チリッチ、空席目だつコートで1回戦突破 全米オープン
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【9月1日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は31日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第9シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)は6-3、7-6、7-6でアルゼンチンのギド・ペラ(Guido Pella)を下した。前回覇者ながら、空席の目だつルイ・アームストロング・スタジアム(Louis Armstrong Stadium)でプレーすることを余儀なくされたチリッチだが、この待遇を気に留める様子はなかった。
1年前、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と錦織圭(Kei Nishikori)を次々に破り、全米オープン初優勝を飾った26歳のチリッチだが、今大会の1回戦ではアーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)でプレーする名誉にあずかることはできなかった。
それでも、観客もまばらなルイ・アームストロング・スタジアムで勝利を収めたチリッチは、「ルイ・アームストロング・コートはそんなに小さくない。こんな暑い日でも、観客は良い感じだった」とコメントしている。
「今日は蒸し暑い。1試合前は5セットマッチだったから、観客もリフレッシュが必要さ。でも、自分がプレーするコートはあまり気にしないよ」
「この会場のコートは、どれもかなり大きい。もちろん、アーサー・アッシュはベストのプレーができた場所だから、あそこに戻りたいと考えている」