■ペールのプレーを評価

 錦織は、試合を次のように振り返った。

「立ち上がりが少し遅かったけど、第2、第3セットでは良いテニスができていました。第4セットも良かったですが、サービスゲームで少し集中を失いました。彼は積極的に攻めてきたので、自分にとっては簡単な試合ではありませんでした」

「マッチポイントを迎えたとき、フォアハンドの感覚が少し狂いました。集中力を少し欠いてしまった上に、向こうのサーブも良かった。第5セットの最初の数ゲームでも集中を失ってしまい、相手のリターンも良かったです」

 ペールは、第5セットで先にブレークを奪い3-2とリードすると、3時間14分で大金星を挙げた。

「長い試合はいつだって簡単ではありません」とした錦織は、「フォアハンドで試合を締めくくるチャンスがあったのに、それをものにできませんでした」とコメントした。

「グランドスラムの初戦で、そのチャンスを失うのは厳しいものがあります」

 また、ペールはリスクを冒して良いショットを繰り出してきたと評している。

「とても積極的な選手です。ラリーが短くて、リズムがつかめませんでした。僕が100%の力を出せなかったのは、彼がそれだけ良いプレーをしていたからだと思います」

(c)AFP/Jim SLATER