【8月30日 AFP】第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)は29日、男子5000メートル決勝が行われ、英国のモハメド・ファラー(Mohammed Farah)が史上初となる2大会連続の2冠を達成した。

 ファラーは、自身のコーチに対するドーピング疑惑を振り払って残り80メートルで衝撃的な走りを披露し、13分50秒83でフィニッシュした。

 残り800メートルで抜け出したケニアのカレブ・ディク(Caleb Ndiku)が13分51秒75で銀メダル、エチオピアのハゴス・ゲブリウェト(Hagos Gebrhiwet)が13分51秒86で銅メダルを獲得した。

 今大会で1万メートルを制しているファラーは、世界陸上2大会とロンドン五輪を合わせて3大会連続となる2冠を達成している。

 ファラーは2011年の大邱大会(13th IAAF World Championships in Athletics Daegu)でも5000メートルを制しており、世界大会7連勝を飾っている。(c)AFP