ストゥイベンがけが人続出の第8ステージ制す、ブエルタ・ア・エスパーニャ
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【8月30日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は29日、第8ステージ(プエブラ・デ・ドン・ファドリケからムルシア、182.5キロメートル)が行われ、トレック・ファクトリー・レーシング(Trek Factory Racing)のジャスパー・ストゥイベン(Jasper Stuyven、ベルギー)が骨折しながら優勝を飾り、けが人が相次いだステージを制した。
前日まで総合3位につけていたチーム・キャノンデール・ガーミン(Team Cannondale-Garmin)のダニエル・マーティン(Daniel Martin、アイルランド)と、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)は、残り50キロ付近で大落車に巻き込まれ、リタイアを余儀なくされた。27歳のヴァン・ガーデレンは、肩を骨折したことが分かっている。
ストゥイベンは、最後の集団スプリントでカハルラル・セグロスエレヘアー(Caja Rural-Seguros RGA)のペリョ・ビルバオ(Pello Bilbao、スペイン)とFDJのケビン・レザ(Kevin Reza、フランス)をかわし、4時間6分5秒で優勝を飾った。
しかしレース後、集団落車の影響でストゥイベンが重傷を負っていたことがチームによって明かされた。
トレック・ファクトリー・レーシングは公式ツイッター(Twitter)上に、「今日はブエルタで良いことと悪いことがあった。今日、ジャスパー・ストゥイベンはプロ初勝利を挙げたが、舟状骨が折れていることが分かった」と投稿。ストゥイベンがレースを続行するかどうかは、未定となっている。
ストゥイベンは、「落車を避けきることはできなかった。最初の大きな上りの前に、エステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)と共に(集団落車へ)巻き込まれた。手首を強く打ったけど、バイクに飛び乗ってレースに戻った」と語っている。
総合首位の赤いジャージー(マイヨ・ロホ)を保持するオリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のチャベスは、メーン集団に残ってそのままゴールし、総合タイムでは、チーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)に10秒、チームスカイ(Team Sky)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)には36秒の差をつけている。
史上3人目となるツール・ド・フランス(Tour de France)とブエルタの同年2冠を目指すチームスカイのクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は、チャベスと1分22秒差の総合11位となっている。
マーティンとヴァン・ガーデレンを巻き込んだクラッシュでは、ステージの優勝候補にもあげられていたナセル・ブアニ (Nacer Bouhanni、フランス)も、負傷して棄権を余儀なくされた。