天津爆発で倉庫会社会長ら12人逮捕、市幹部11人を捜査
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【8月27日 AFP】中国の警察当局は、天津(Tianjin)で起きた大規模爆発に関連して12人を逮捕した。国営新華社(Xinhua)通信が27日、伝えた。また、検察当局は同日、職務怠慢の容疑で天津市の幹部11人の捜査を開始したと発表した。
新華社によると逮捕された12人には、爆発が起きた化学薬品倉庫を所有する「瑞海国際物流公司(Rui Hai International Logistics)」の会長や幹部らが含まれている。
一方、最高人民検察院(最高検察庁、Supreme People's Procuratorate)は公式ウェブサイトで、爆発をめぐって「職務怠慢」や「職権乱用」の容疑で天津市人民検察院が同市幹部11人を捜査していることを明らかにした。
12日深夜に起きた爆発では、これまでに139人の死亡が確認されたほか、500人以上が負傷した。現場周辺の広域が壊滅的な被害を受け、中国でも有数の産業事故となっている。(c)AFP