【8月25日 AFP】第70回ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)は24日、第3ステージ(ミハスからマラガ、158.4キロメートル)が行われ、ティンコフ・サクソ(Tinkoff- Saxo)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)がグランツール(三大ツール)では2年ぶりのステージ優勝を果たした。

 25歳のサガンは4時間6分46秒でゴールし、2位に入ったコフィディス(Cofidis, Solutions Credits)のナセル・ブアニ (Nacer Bouhanni、フランス)、3位に入ったチーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のヨーン・デーゲンコルプ(John Degenkolb、ドイツ)を僅差で振りきった。

 総合首位(マイヨ・ロホ)は、第2ステージを制したオリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のエステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)が守った。

 5秒差の2位にはチーム・ジャイアント・アルペシンのトム・デュムラン(Tom Dumoulin、オランダ)、さらに10秒差の3位にはチームスカイ(Team Sky)のニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)が続いている。

 サガンは、先月のツール・ド・フランス(2015 Tour de France)でステージ2位を5回記録する大健闘をみせると、ブエルタでは2011年大会の3勝に続き、新たなステージ優勝を加えた。

 サガンはレース後、「昨日の落車では、ほとんどダメージを受けなくて幸運だった。今日はチームに感謝しなければならない。この勝利は、みんなのものだ」と喜んだ。

 一方、総合優勝を目指す強豪勢では、モビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)が、史上3人目となるツールとブエルタの同年2冠を目指すスカイのクリス・フルーム(Chris Froome、英国)に4秒差をつけている。

 第2ステージでは、グランツール(三大ツール)完全制覇を遂げているアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が、チームカーにつかまりながら走ったとして失格処分となるという大波乱が起きたが、この日のレースでは総合順位に大きな変動はなく、スプリンターたちは今年のブエルタで数少ない得意ルートでを走り、その実力を発揮した。

 今ステージの中盤にはカテゴリー1級の山を越えなければならなかったが、序盤にアタックを仕掛けた8人の逃げ集団は徐々に数を減らし、ゴールから13キロメートル付近で吸収された。

 そしてマラガ(Malaga)の大通りに差しかかると、ついにサガンが勝負を仕掛け、ブエニの終盤の追い上げを振りきった。(c)AFP