【8月11日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは10日、第1節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は3-0でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)に勝利したものの、新天地でのシーズン初戦を迎えたラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)は得点機を生かせなかった。

 開幕節でライバルチームのチェルシー(Chelsea)とアーセナル(Arsenal)がつまずく中、マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督率いるシティは、敵地ザ・ホーソンズ(The Hawthorns)で好スタートを切った。

 シティは前半9分に先制する。ヘスス・ナバス(Jesus Navas)が落としたボールに、ペナルティーエリア手前へ走ってきたヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)が合わせると、ボールはWBAのDFに当たって角度を変え、そのままゴールに吸い込まれた。

 自陣からまったく動くことができず、攻撃に手が回らないWBAを尻目に、シティは同24分にまたもやトゥーレが追加点を挙げる。

 コパ・アメリカ(2015 Copa America)で活躍したセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)がベンチスタートとなる中、先発したボニー・ウィルフリード(Bony Wilfried)が、トゥーレの丁寧なワンツーパスを受けると、ボニーの返したボールをトゥーレがゴール右隅に力強く蹴り込んだ。

 ハーフタイムの前後に得点のチャンスを迎えたスターリングだが、どちらもWBAのGKボアズ・マイヒル(Boaz Myhill)に阻まれている。

 シティは、後半14分にヴィンセント・コンパニー(Vincent Kompany)がだめ押しの1点を追加。サポーターが待つのはアグエロの登場だけとなったが、同18分にアグエロが投入された時点で、チームはすでに勝ち点3を確実なものにしていたため、積極的に攻撃を仕掛ける展開にはならなかった。(c)AFP/Brendan McLoughlin