米砂丘地帯で仏夫婦が熱中症で死亡、息子は生還
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【8月10日 AFP】米ニューメキシコ(New Mexico)州の砂丘地帯で、ハイキング中のフランス人夫婦が熱中症により相次いで死亡した。夫婦は息子を連れていたが、母親のカメラに残されていた写真が手掛かりとなり、息子は捜索隊によって救助されたという。
同州オテロ(Otero)郡保安官事務所の捜査員によると、仏ブルゴーニュ(Bourgogne)地方の小さな町から訪れていたダビッド・スタイナー(David Steiner)さん(42)と妻のオルネラ(Ornella Steiner)さん(51)は4日午後、息子(9歳)とともに、大砂丘地帯「ホワイトサンズ国定記念物(White Sands National Monument)」でハイキングをしていた。
巡回中のパークレンジャーらが、最初に母親の遺体を発見。母親のカメラを調べたところ、他に2人の連れがいることが確認された。
捜索隊が、母親が通った道をたどったところ、父親の遺体を発見し、その近くには息子もいた。息子は脱水症状だったものの、問いかけに反応する状態で、地元の病院に搬送された。
米紙ニューヨーク・デーリーニューズ(New York Daily News)によれば、地元当局が仏領事館に連絡し、6日にフランスから来た祖母が少年を引き取ったという。
同保安官事務所が地元メディアに語ったところによれば、この家族は、国立公園や記念碑などを巡りながら米国横断の旅をしていたという。
少年は当局に対し、母親はハイキングの途中で気分が悪くなり、車に戻って行ったため、父親と一緒に歩き続けたと語ったという。
アラモゴード・デーリーニューズ(Alamogordo Daily News)紙が伝えた同郡保安官の話によれば、同日の気温は38度前後だった。
国立公園の広報担当者は同紙に対し、辺り一面砂丘に覆われたホワイトサンズには、木陰も水も道沿いに一切ないと語っている。(c)AFP