100mバタフライ制したレクロー、フェルプス挑発も記録及ばず 第16回世界水泳
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【8月9日 AFP】第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)は8日、ロシアのカザニ(Kazan)で競泳男子100メートルバタフライ決勝が行われ、チャド・レクロー(Chad Le Clos、南アフリカ)が50秒56で同種目連覇を飾ると、来年のリオデジャネイロ五輪に向けてマイケル・フェルプス(Michael Phelps、米国)に挑戦状をたたきつけた。
このレースでアフリカ記録を打ち立てたレクローは、2位に入ったハンガリーのチェー・ラースロ(Laszlo Cseh)に0秒31差をつけた。
ロンドン五輪の200メートルバタフライで金メダルを獲得しているレクローは、5日に行われた同種目の決勝で、チェーに0秒20差で敗れており、100メートルでその雪辱を果たした。
前回大会(15th FINA World Championships)の同種目で優勝したときのカーボンコピーを父親が掲げる中、レクローは喜びのあまり水をたたいた。
一方、開催中の全米選手権(2015 Phillips 66 National Championships)では、100メートルと200メートルバタフライで、フェルプスが圧巻のタイムを記録し、優勝している。
フェルプスは、200メートルで1分52秒94をマーク。これは、2009年に自身が出した世界記録には及ばなかったものの、ロンドン五輪でレクローが金メダルを獲得したタイムを0秒02上回るもので、「200のバタフライでは自分のベストに近い」と語っている。
それでも23歳のレクローは、「マイケルは素晴らしいタイムを出した。しかしこう言っちゃなんだけど、自分のためだけに泳いでいるときなら、そう難しいことではないね」と挑戦的な発言をしている。
「来年のリオ五輪を楽しみにしているよ。僕は良い感じだから、彼(フェルプス)も良いコンディションであることを祈る。最後の50メートルでチャド・レクローが君をとらえるから、用心してくれと言いたい」
これを知ってか知らずか、フェルプスは8日に行われた100メートルバタフライで50秒45を記録。同日にレクローが出したタイムを上回る泳ぎで優勝した。(c)AFP