錦織がシティ・オープン4強入り、準決勝は全米で敗れたチリッチと
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【8月8日 AFP】テニス、シティ・オープン(Citi Open 2015)は7日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードの錦織圭(Kei Nishikori)はオーストラリアのサム・グロス(Sam Groth)を6-4、6-4で下し、準決勝に進出した。
準決勝で錦織は、昨年の全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)決勝で、アジア人選手初の四大大会(グランドスラム)制覇を阻まれたマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と再戦する。
準々決勝でチリッチは、ドイツのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev)を7-5、7-6で退けている。
5日に行われた一戦で第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)がロシアのティムラズ・ガバシュビリ(Teymuraz Gabashvili)に4-6、6-4、6-7で敗れており、錦織は4強入りした選手の中で最上位シードとなっている。
昨年の全米オープン決勝で錦織は、チリッチに3-6、3-6、3-6のストレートで敗れている。
チリッチとの再戦について錦織は、「僕にとって大きなモチベーションになります。とても面白い試合になるかと思います」と語っている。
通算成績では5勝3敗とチリッチに勝ち越している錦織は、全米オープンを振り返り、キャリア史上最高の舞台でコンディションがベストではなかったことを認め、夢を打ち砕かれたチリッチと戦えるチャンスを歓迎している。
「とてもナーバスになってしまい、全く試合に入れませんでした。体の状態は100パーセントではありませんでした」
「僕は去年よりいい選手になりました。ベースラインプレイヤーとしてより手堅くなってます。以前よりずっとアグレッシブです。成長していると思います。明日はいい試合になると思います」
メンフィス・オープン(Memphis Open 2015)、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2015)に続く今季3勝目、キャリア通算10勝目を目指す25歳の錦織は、今季ツアーで7度4強入りを果たしている。
第7ゲームに5度のブレークチャンスを生かしてゲームカウント4-3とリードした錦織は、その後のサービスゲームをキープして39分で第1セットをものにした。
第2セット第1ゲームに3度ブレークチャンスを迎えた錦織だったが、今週キャリア最高の世界ランク62位に到達したグロスが粘り、ブレークに失敗。
その後、グロスのこの試合4本目のダブルフォールトで第5ゲームを奪った錦織は、第8ゲームに2度ブレークチャンスを与えたもののしのぎ、最後は第10ゲームをラブゲームでキープして1時間26分でグロスを退けた。
「簡単な試合ではありませんでした。彼は素晴らしいサーブを持っています。初めて対戦する相手との試合は難しいですが、うまく対応できたのではないかと思います。ファーストサーブで何本かエースを許しましたが、良いサーブ過ぎました。セカンドサーブでは積極的に仕掛けようと試みて、それがかなりうまくいきました」
(c)AFP/Jim SLATER