ゲシュケがツール第17S制覇、総合首位はフルームがキンタナを抑える
このニュースをシェア
【7月23日 AFP】2015ツール・ド・フランス(2015 Tour de France)は22日、第17ステージ(ディーニュ・レ・バンからプラ・ルー、161キロメートル)が行われ、チーム・ジャイアント・アルペシン(Team Giant-Alpecin)のサイモン・ゲシュケ(Simon Geschke、ドイツ)がアルプス(Alps)山脈初日を制し、チームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は総合首位を堅持した。
ドイツ勢が今大会でステージ優勝を飾ったのは、3勝を挙げているロット・ソウダル(Lotto Soudal)のアンドレ・グライペル(Andre Greipel)、第4ステージを制したエティックス・クイックステップ(Etixx-Quick Step)のトニー・マルティン(Tony Martin)に続き、これが5回目となっている。
2位にはトップから32秒差でガーミン・シャープ(Garmin Sharp)のアンドリュー・タランスキー(Andrew Talansky、米国)、3位には1分1秒差でクイックステップのリゴベルト・ウラン(Rigoberto Uran、コロンビア)が入った。
フルームは、最大のライバルであるモビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)がフィニッシュした直後の20位でステージを終えたものの、総合争いでは3分10秒差を維持している。
一方、総合5位で今ステージを迎えたティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)は、ゴールのプラ・ルー(Pra Loup)に向かうアロス峠(Col d'Allos)からの最後の下り坂で落車した。
コンタドールはこの落車で、フルームとのタイム差をさらに2分17秒失うと、スカイのゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)の総合4位浮上も許してしまった。
それでもコンタドールが総合5位を死守した一方で、前ステージ終了時に総合3位だったBMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)は、メーン集団から徐々に出遅れると、体調不良のため残り70キロメートル付近でレースを棄権した。
今ステージでは、エティックス・クイックステップ (Etixx-Quick Step)のミハウ・クフィアトコフスキー(Michal Kwiatkowski、ポーランド)も途中でリタイアし、大会を去っている。
フランス勢では、FDJのティボー・ピノ(Thibaut Pinot)が最後の坂で落車したものの、ゲシュケに1分36秒差のステージ4位に入った。ピノは落車直前まで2位につけていたが、最後の下り坂で28人の集団に吸収されてしまった。
モビスター・チームのアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)は、最後の500メートルでフルームとキンタナに引き離されてタイムを7秒失ったものの、総合では首位から4分9秒差の3位に浮上している。
2014年大会覇者でアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)は、ピレネー(Pyrenean)山脈での惨敗から挽回を続けており、総合ではヴァン・ガーデレンのリタイアで7位に浮上し、同6位につけるチーム・ロットNL・ユンボ(Team LottoNL-Jumbo)のロベルト・ヘーシンク(Robert Gesink、オランダ)にも僅差に迫っている。
シチリア島(Sicily)出身のニバリは、フルームとのタイム差を15秒も広げられたものの、ヘーシングには25秒差まで迫っており、総合4位のトーマスとは1分30差となっている。(c)AFP