【7月20日 AFP】ドイツ南部ローゼンハイム(Rosenheim)で19日、伝統の祭り「ガウフェスト(Gaufest)」が開催され、バイエルン(Bavaria)地方の伝統の革製半ズボン「レーダーホーゼン(Lederhosen)」やドレス「ダーンドル(Dirndl)」などを着た参加者が約9000人集まった。

 参加者たちは33度の暑さにもかかわらず、厚手の伝統衣装での約2時間のパレードを行った。パレードの後は、バイエルン州のシンボルカラーである青と白とで彩られた大きなテントの中でもう一つの伝統、ビールを楽しんだ。

 ガウフェストでは、伝統衣装を着る「トラハトラー(Trachtler)」と呼ばれる人々が集う毎年恒例の祭りで、参加者のほとんどはドイツ語ではなく、バイエルン州の方言を話す。主催者によると、この祭りは1890年から行われている。(c)AFP