■集中力を欠いた仏チーム

 マレー兄弟がペアを組むのは2013年のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2013)以来で、立ち上がりに試合の主導権を握ったフランス勢は、アンディのサービスで始まった最初のゲームをブレークすると、第1セットを難なく先取した。

 しかし、第2セットではアンディのチャレンジが成功し、英国が第4ゲームでブレークすると、セットカウントをタイに戻す。

 第3セットが5-5となったところで、ツォンガのサーブに腕を伸ばしたアンディが、足の付け根を押さえて転倒するアクシデントがあった。

 四大大会(グランドスラム)2勝のアンディは、数分間横たわって治療を受けていたが、最後は再びコートに戻った。

 マレー兄弟は積極的に前に詰めてタイブレークで主導権を握ると、猛烈なリターンでフランス勢のミスを誘い、このセットを勝ち取った。

 フランスチームでは、ここから平常心を失ったようなプレーが何度も見られ、第4セットの第2ゲームで、観客席から「アウト」のコールが響き渡ったことがツォンガの集中力を阻害したとして、クレマン監督が不満を訴える事態に発展した。

 集中力を失ったフランスチームを尻目に、マレー兄弟は最初の4ゲームで2度のブレークを奪い、最後は快勝を収めて歓喜しながら抱き合った。(c)AFP/Steven GRIFFITHS