【7月13日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、リバプール(Liverpool FC)に所属するラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)のマンチェスター・シティ(Manchester City)移籍が目前に迫っている。

 タイ、オーストラリア、マレーシアを回るアジアツアーに出発したリバプールは、30人の遠征メンバーに当初スターリングも招集していた。しかし、最終的には飛行機に搭乗しないことになった。それも、退団説を強める一因になっている。

 正式な発表はまだされていないものの、話し合いはすでに最終局面まで進んでおり、スターリングはその決着を見届けるために残ったとも伝えられている。

 イングランドのメディアの多くは、シティ移籍は目前だと報じている。リバプールは先週、シティが提示した移籍金4000万ユーロ(約76億円)のオファーをはねつけており、最低でも5000万ポンド(約95億円)という天文学的な数字でなければ、20歳のスターリングの放出を認めないとみられている。

 スターリングのクラブを軽視するかのような姿勢は、サポーターから反感を買っており、昨季終盤に行われたクラブの表彰式に出席した際には、ファンからやじを浴びた。

 リバプールは1月、週給10万ポンド(約1800万円)の高額オファーを提示しているが、スターリングは署名を拒否しており、それ以来、ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)監督との関係も急激に冷え込んでいる。

 昨季限りでリバプールを退団したクラブのレジェンド、スティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)も、スターリングの態度には苦言を呈している。

 米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)の一員として、11日に実戦デビューを飾ったジェラードは、スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「あくまでここから見た話だが、すごく残念だ。ファンはラヒームを温かく支えてきたし、残ってほしいと思っているのだから、そうすべきだと強く思う」と語った。

 スターリングは、体調不良を理由にチーム練習を2日間欠席したあと、10日に再合流している。

 ジェラードは、「このところの騒ぎは、何もかも気に入らない。ちゃんとチームに加わり、オーナーに顔を見せるべきだ。病気だと言ってみたり、ツアーに行くのを拒んだりしてはいけない」と話した。(c)AFP