■手作業で仕上げるアライアのこだわり

 ボルゲーゼ美術館が過去と現代の境界を曖昧にしてみせたのはこれが初めてではない。主催者側は、「同館は変化し続ける存在として、展覧会ごとに新しい形、モダンな世界との融合を図る独自の物語を試しています」と話している。

 すでに熱烈なファンを多数獲得しているアライアは、ショー自体はあまり行わず、発表するデザインも限定している。しかし自身の作品は夜遅くまでかかっても自分の手作業で仕上げたいというこだわりを持っている。

 控えめなアライアがボディーコンシャスでグラマラスなドレスを発表して一躍脚光を集めたのは1980年代。今ではミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人やスーパーモデルのナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、歌手のレディー・ガガ(Lady Gaga)といった、さまざまな分野の著名人らがアライアの服を愛用している。

 なおこの展覧会は、10月25日まで開かれている。(c)AFP