BMCがチームTT制す、フルームが総合首位守る ツール・ド・フランス
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【7月13日 AFP】2015ツール・ド・フランス(2015 Tour de France)は12日、第9ステージ(ヴァンヌからプリュムレック、28キロメートル、チームタイムトライアル)が行われ、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)がステージ優勝を飾った。個人総合ではスカイ(Sky Pro Cycling)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)が首位の座をがっちりと守っている。
スカイはBMCを上回る可能性もあったが、フィニッシュまで1.7キロ地点からの勾配6.2パーセントの坂でニコラス・ロッシュ(Nicolas Roche、アイルランド)が遅れた。この坂の入り口でBMCを5秒上回っていたスカイだったが、最後は0.6秒及ばなかった。
フルームは、「0.6秒差の中で、どこが駄目だった細かくみていくことはできない。みんな全力を出し切った」とチームメートを擁護した。
「最後の登りでニコ・ロッシュが少し苦しんだが、あれがタイムトライアルの本質だ。それまでに懸命にやっていたんだから、最後の登りで苦しんだことのせいにすることなんてありえない。僕らは全力を尽くしたけれど、BMCがそれを上回ったんだ」
フルームは、総合優勝を争うとされる「4強」とのタイム差を保ったが、その中ではとりわけ前回王者のアスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)がタイムを失った。
アスタナはBMCから35秒遅れてフィニッシュし、ニバリはフルームから2分22秒遅れの13位となっている。
13日の今大会初の休養日を前に、ニバリは2日連続で落胆のステージを過ごしている。11日の第8ステージでフルームに10秒離されていたニバリは、14日に行われる今大会初の山岳ステージまでに態勢を立て直さなければならない。
一方、大会を2度制覇しているアルベルト・コンタドール(Alberto Contador)のティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)は28秒差の4位でステージを終え、同選手は1分3秒差の総合5位につけている。
総合2位には、フルームから12秒差でBMCのティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)がつけている。ヴァン・ガーデレンは、前哨戦の第67回クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ(Criterium du Dauphine 2015)でフルームに次ぐ2位に入っており、注目を集めている。(c)AFP