【7月9日 AFP】ナイジェリアサッカー連盟(NFF)は8日、同国代表チームの指揮官を解任されたステファン・ケシ(Stephen Keshi)氏の後任に、元同国代表主将のサンデー・オリセー(Sunday Oliseh)氏が就任することで合意したと発表した。

 NFFは5日、「目標を達成するための資質が欠けている」として、契約下にありながらコートジボワール代表監督に立候補していたとされているケシ氏を解任し、暫定的にシュアイブ・アモドゥ(Shuaibu Amodu)氏を監督に指名していた。

 アマジュ・ピニック(Amaju Pinnick)NFF会長は、英ロンドン(London)で40歳のオリセー氏と会談を行い、ケシ氏からチームを引き継ぐことで合意したことを明らかにしている。

「オファーを提示して合意したが、詳細を詰める必要があり、最終合意には数日ほどかかる」

「それに理事会で彼を代表監督に指名するための承認を得なければならない」

 ピニック会長はまた、交渉は週末までに終わり、来週には正式に発表できるとしている。

 オリセー氏は現役時代にナイジェリア代表の一員として1994年のアフリカネーションズカップ(The Africa Cup of Nations)優勝を経験しており、1994年W杯米国大会と1998年フランスW杯大会では、チームの中心を担った。

 オリセー氏はまた、U23代表で出場した1996年のアトランタ五輪で、アフリカ勢初となる金メダルを獲得している。(c)AFP