【7月8日 AFP】英ロンドン(London)を複数の自爆攻撃が襲った同時爆破テロから10年となった7日、テニスのウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)でも、人々が犠牲者を悼んだ。

 2005年7月7日に起きた自爆テロ事件では、地下鉄列車3台とバス1台が爆破され、52人の市民が犠牲になった。

 この日、屋外コートの試合開始時刻は午前11時から45分後ろ倒しされ、11時半に黙とうがささげられた。会場では、弔意を表して半旗が掲げられた。

 アオランギ・テラス(Aorangi Terrace)は自然と静寂に包まれ、歩行中の人々は動きを止めた。

 先月26日にチュニジアのビーチリゾートで発生した銃撃事件から、ちょうど1週間が経った今月3日にも、会場では同じような光景が広がっていた。(c)AFP