女子サッカーW杯決勝を戦ったなでしこたちのコメント
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【7月6日 AFP】5日に行われた女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)決勝の米国戦、前半33分から出場した澤穂希(Homare Sawa)は、日本を奮い立たせることはできなかった。
2011年のドイツ大会(FIFA Women's World Cup 2011)でヒロインとなった澤は、岩清水梓 (Azusa Iwashimizu)との交代でピッチへ。退いた岩清水はベンチで泣き崩れた。
36歳の澤は、「今回は最後のW杯として臨みました。悔いなくやりきりました」と語った。
「取られてはいけない時間帯に3失点してしまったのは、痛かったなと思います」
大会3番目の優秀選手である「ブロンズボール賞」に選出された宮間あや(Aya Miyama)は、「自分がやれることはすべてやった」とコメント。
「優勝と準優勝では全然違う。申し訳ない。みんなよく頑張ったと思います」。その頬には涙が伝った。
一方、チーム最年少22歳の岩渕真奈(Mana Iwabuchi)は、「このチームで戦うのは最後ですけど、本当に良いチームだったと思える。出し切った結果が準優勝」とコメント。
前半27分に1点を返した大儀見優季(Yuki Ogimi)は、こう加えた。
「次に向けて進化していかないといけない。個人としても、チームとしても力不足だった」
(c)AFP