【7月3日 AFP】英ロンドン(London)で開催中のテニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)では、ストロベリー・アンド・クリームに舌鼓を打つ人や、ピムス(Pimm's)や公式タオルにお金をつぎ込む人もいるが、カミラ英皇太子夫人(Camilla, Duchess of Cornwall)はアンディ・マレー(Andy Murray、英国)のリストバンドを手に家路に就いた。

 マレーは、2日に行われた男子シングルス2回戦のロビン・ハーセ(Robin Haase)戦を6-1、6-1、6-4で制すと、汗でぬれたリストバンドをナンバーワン・コートのVIPエリアに投げ込んだ。

 オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(All England Lawn Tennis and Croquet ClubAELTC)のフィリップ・ブルック(Phillip Brook)会長がこれをキャッチすると、隣にかけていたカミラ婦人に手渡した。

 マレーは「カミラ夫人がいらっしゃるのは耳にしていた。試合後にはお会いしたよ」と語った。

「リストバンドは、カミラ夫人と一緒にいたウィンブルドンの会長のところにいった。いつも誰がキャッチしたか見ているんだ。夫人がバッグを広げて僕のリストバンドを入れていたから、会長が手渡したに違いない」

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