■選手も目まいに苦しむ

 センターコートでは、試合前に開閉式の屋根が閉められ、芝を熱から保護する処置が施されていたが、昨年覇者のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の試合が開始される直前には再び開けられた。

 ウィンブルドンで屋根が閉められるのは、降雨や視界が悪い場合に限るとされている。

 センターコートではまた、火災警報装置が鳴り、観客が避難する場面があったものの、炎が上がる様子はみられなかった。

 18番コートでは、暑さに苦しんだピエール・ユーグ・エルベール(Pierre-Hugues Herbert、フランス)が、バーナード・トミック(Bernard Tomic、オーストラリア)との試合の合間に、たくさんの氷を包んだタオルを首に巻き付ける姿もあった。

「暑さのせいで疲れ果てて、目まいがしてしまった」と語ったヘルベルトは、試合が進むなかでメディカルタイムアウトを取る必要に迫られた。

「とにかく暑くて、睡眠不足だったんだ」

 しかしながら、ツアーで世界中を訪れた経験や練習拠点の気候により、こうした暑さに慣れていると話す選手もいる。

 米フロリダ(Florida)に拠点を置くマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は、「私の地元の方が、もっと暑いわ」とコメントした。

 米国出身のジョン・イズナー(John Isner)も、「フロリダの方が、よっぽどひどい暑さだよ」と語っている。