英衛星放送局もF1買収に名乗りか、英紙報道
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【6月29日 AFP】英衛星放送スカイ(Sky)が、45億ポンド(約8700億円)でフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の支配権を獲得することを検討していると、英日曜紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)が28日、報じた。
24日付の英経済紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times、FT)は、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のマイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)のオーナーとカタールが、F1を乗っ取るとも報じていたが、スカイがこの計画を出し抜く可能性も出てきた。
FT紙は、スポーツ界で強力な支配力を持つスティーブン・ロス(Stephen M. Ross)氏と、同氏が保有する企業「RSE Ventures」が、カタール・スポーツ・インベストメンツ(Qatar Sports Investments、QSI)の後ろ盾を得て、ロンドン(London)に拠点を構える企業「CVC Capital Partners」から35.5%の株式を購入した後、最終的には全株式を買収する意図だと伝えていた。
しかし、サンデー・タイムズ紙は情報筋の話として、RSE VenturesはCVCに接触している買い手の一つにしか過ぎないと報じ、スカイがF1買収に名乗りを上げる際のパートナーとなるリバティ・グローバル(Liberty Global)とともにCVCとの話し合いを持ったとしている。リバティ・グローバルは、米国のジョン・マローン(John Malone)氏が立ち上げたメディア企業。
さらに、トミー ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)やマイケル・コース(MICHAEL KORS)に出資したカナダ人のファッション実業家ローレンス・ストロール(Lawrence Stroll)氏も買収をうわさされている。
CVCのF1株式の保有率は35.5%だが、これには特別決議の議決権が付随しているため、F1界を支配できることになる。(c)AFP