【6月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)は24日、ブラジル代表FWのロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)と契約を結んだと発表した。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部の1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)に所属するフィルミーノは、現在ブラジル代表としてチリで行われているコパ・アメリカ(2015 Copa America)に出場しており、クラブは声明で、同大会終了後のメディカルチェックを完了したのちに正式契約を結ぶとしている。契約期間は正式に明かされていない。

 英国放送協会(BBC)の報道によると契約は5年間で、移籍金はクラブ史上2番目に高額となる2900万ポンド(約56億円)となっている。クラブ史上最高額の移籍金はアンディ・キャロル(Andy Carroll)の3500万ポンドとなっている。

 フィルミーノは、母国のフィゲイレンセ(Figueirense)から2011年に移籍したホッフェンハイムで151試合に出場し、47得点を挙げている。また、代表では21日に行われ勝利したコパ・アメリカのベネズエラ戦で決勝点を挙げるなど、9試合の出場で4ゴールを決めている。

 リバプールはこれまでマンチェスター・シティ(Manchester City)からジェームス・ミルナー(James Milner)、バーンリーFC(Burnley FC)からダニー・イングス(Danny Ings)、ボルトン・ワンダラーズ(Bolton Wanderers)からアダム・ボグダン(Adam Bogdan)、チャールトン・アスレチック(Charlton Athletic)からジョー・ゴメズ(Joe Gomez)を獲得しており、フィルミーノが今夏5人目の獲得選手となった。(c)AFP