【6月20日 AFP】コロンビアと対戦した17日のコパ・アメリカ(2015 Copa America)で、試合後に退場処分を受けたブラジル代表ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に対し、4試合の出場停止処分が下され、同選手の大会残り試合の出場が不可能になった。

 南米サッカー連盟(CONMEBOL)は、0-1でブラジルが敗れた一戦の試合終了後に相手選手に頭突きを見舞おうとしてレッドカードを提示されたネイマールに対し、この処分を決定した。

 21日にグループCの最終戦のベネズエラ戦を控えるブラジルには、今大会の決勝に進出したとしても最大4試合しか残されていない。

 意外なほど厳しい制裁を受けたネイマールは、処分への異議が認められない限り、今大会で再びプレーすることはできない。ネイマールには罰金1万ドル(約122万円)も科されている。

 CONMEBOLはまた、この試合で得点をしたジェイソン・ムリージョ(Jeison Murillo)に頭突きをしようとしたネイマールを突き飛ばし、こちらも退場処分となったコロンビアのカルロス・バッカ(Carlos Bacca)に、2試合の出場停止を科している。(c)AFP