英空港、南ア便から「密航者」発見 極寒下で11時間
このニュースをシェア
【6月19日 AFP】英ロンドン(London)のヒースロー空港(Heathrow Airport)で18日、南アフリカのヨハネスブルク(Johannesburg)から到着した英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways、BA)機の着陸装置から、密航者とみられる男性が意識不明の状態で発見された。英警察当局が19日、明らかにした。
また、18日にはロンドンの店舗の屋根でもう一人の男性の遺体も発見された。警察は、同機が付近の上空を通過していたことから、同じ航空機から落下した可能性もあるとみて捜査している。
ヨハネスブルクからロンドンまでは約1万2875キロメートルの距離があり、11時間ほどの飛行の間、外の気温は氷点下60度まで下がる。警察の声明によると、意識不明の重体で発見された男性は、年齢24歳とみられ、現在は病院で治療を受けている。(c)AFP