汚職問題に揺れるなか、「ゼップ・ブラッター・トーナメント」が今年も開催へ
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【6月19日 AFP】汚職問題に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)で、辞意を表明したジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長の名を冠した大会が、今年も開催される予定であることが分かった。18日、主催者が明かしている。
この大会は毎年開催されているチャリティーイベントで、前回大会には、2007年から11年までFIFAの理事を務めた元西ドイツ代表の大御所で、親ブラッター派とされているフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)氏が参加している。
そして過去には、反ブラッター派の急先鋒である欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長も、大会にゲストとして招かれている。
大会はブラッター会長の生まれ故郷に近いスイスのウルリッヒェン(Ulrichen)で、8月22日に開催される予定となっている。
ブラッター会長は、FIFA理事を含む14人が贈収賄の疑いで逮捕されたわずか2日後、FIFAの総会で5選を決めたが、その3日後に辞任を発表した。
スイスメディアによれば、自身が1998年から支配してきたFIFAが汚職問題で混乱に陥るなか、ブラッター会長は現在も落ち着きを保っているという。
その一方で、一部メディアの報道によると、ブラッター会長は一流弁護士のロレンツ・エルニ(Lorenz Erni)氏の雇用も考えているとされている。エルニ氏はかつて、映画監督のロマン・ポランスキー(Roman Polanski)氏が米国に身柄を引き渡されるのを防いだ実績がある。(c)AFP