【6月18日 AFP】米ニューヨーク(New York)で17日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」に触発され同市の爆破を計画していたとみられる米国人の男が逮捕された。

 逮捕されたのはファリド・ムムニ(Fareed Mumuni)容疑者(21)で、同市の爆破計画の疑いに関連して逮捕されたの3人目。

 これまでに身元が明らかになっている別の容疑者は、クイーンズ(Queens)にある航空学を教える大学の学生、マンサー・オマル・サレハ(Munther Omar Saleh)容疑者(20)。

 ムムニ容疑者は、ISに忠誠を誓って同組織の支配地域に渡航する計画を立てていた他、圧力鍋を使った爆弾の作り方をサレハ容疑者と話し合っていたことを自供したという。

 一方のサレハ容疑者は13日、監視中の捜査員にナイフで襲いかかろうとして逮捕されたという。サレハ容疑者は、ISのプロパガンダを英語に翻訳していたとみられている。

 検察は、両容疑者が銃や爆弾を使って警察を攻撃する方法を相談していたと発表している。(c)AFP