【6月17日 AFP】(記事更新)女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)は16日、グループCの試合が行われ、日本は1-0でエクアドルを下し、グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。

 日本は前半5分に大儀見優季(Yuki Ogimi)が挙げた得点を守り抜き、同グループで唯一W杯出場経験のある国として3連勝で首位通過を果たした。

 日本は、グループA、B、Fのいずれかの3位チームと23日にバンクーバー(Vancouver)で行われる決勝トーナメント1回戦に臨む。

 この試合で日本の佐々木則夫(Norio Sasaki)監督は、今後の試合を見据えてこれまでの2試合で起用されなかった選手たちに出場機会を与えた。

 試合後の会見で指揮官は、「早く点が入ったので、もう少しと思ったが、エクアドルの(守備陣の)質もあって、2点目がこじ開けられなかった」と語った。

「(エクアドル戦の収穫は)全員ピッチに立ったということ。緊張から自分のプレーもできない選手もいたが、大会のピッチに触れるということは重要なポイントになってくる。全員ピッチに慣れたので、どのメンバーを軸にしてやっていくか、その準備をしていく」

 同組ではこの日行われた試合でスイスに2-1で勝利したカメルーンが、グループ2位で16強に進出した。(c)AFP