ボルト、200m制すも課題残す ダイヤモンドリーグ
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【6月14日 AFP】陸上、ダイヤモンドリーグ2015(IAAF Diamond League 2015)第7戦のアディダスグランプリ(adidas Grand Prix)は13日、米ニューヨーク(New York)で行われ、ジャマイカのウサイン・ボルト(Usain Bolt)は20秒29で優勝したものの、課題を残した。
秒速2.8メートルの向かい風ながらも、ボルトは「キャリアの中で最悪の曲走路の走り」を含めたパフォーマンスに困惑した様子をみせた。しかしながら、第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)に向けて警報のベルが鳴っているというには時期尚早だと語った。
「トレーニングでは良かったからね。ただ大会にやってきてから、うまくできなかった。心配事はそれだけだ」
「気分も乗っていたし、昨日走ったときにはすべて順調だった。自分もコーチも満足していた。今日は何が起こったか分からない」
「一からやり直して、答えを出さなきゃならない」
ボルトはレース序盤でタイムが出ないことに気付いたと明かし、「なぜ」という思いが残ったという。
「フィジカルの面ではないし、メンタルもしっかりしていた。気分が乗っているときはしっかり走れるという自信を常に持っている」
「何をやってもうまくいかない日だったんだと思う」
2位には練習パートナーでもあるアンギラのザーネル・ヒューズ(Zharnel Hughes)が20秒32で入り、3位にはジャマイカのジュリアン・フォルテ(Julian Forte)が20秒46で続いた。(c)AFP