【6月13日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選が行われたクロアチアのスタジアムのピッチ上に、かぎ十字が出現した。

 グループHのクロアチアとイタリアの一戦は、ハイデュク・スプリト(Hajduk Split)の本拠地ポリュド・スタジアム(Poljud Stadium)で行われたが、そのピッチにナチス・ドイツ(Nazi)のかぎ十字が描かれていた。

 かぎ十字の形に芝が刈られていたのか、あるいは塗られていたのか定かではないが、グラウンドキーパーはハーフタイムにこの紋章を懸命に消し去ろうとしていた。

 この件についてクロアチアサッカー連盟(HNS)のダヴォル・シュケル(Davor Suker)会長は、イタリア放送協会(RAI)に対し、「それについては明日話すが、個人的には大きな怒りと失望を覚えている」と語っている。(c)AFP