【6月13日 AFP】コパ・アメリカ(2015 Copa America)は12日、グループAの試合が行われ、メキシコとボリビアは0-0で引き分けた。

 格下のボリビアから得点を奪えず、メキシコのミゲル・エレーラ(Miguel Herrera)監督は落胆と怒りのまなざしで試合を見守った。

 指揮官は、世界ランク89位のボリビアを相手に、スター選手のハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)やカルロス・ベラ(Carlos Vela)、ジオバンニ・ドスサントス(Giovanni Dos Santos)のいない、戦力の落ちたチームをサイドライン際からたしなめると、後半34分にハビエル・アキノ(Javier Aquino)が倒されたように見えたプレーで、PKを与えなかったパラグアイ人のエンリケ・カセレス(Enrique Caceres)主審に怒りを向けた。

 メキシコは、7月に行われる北中米カリブ海サッカー連盟ゴールドカップ(CONCACAF Gold Cup 2015)を控え、主力選手を今大会に参加させていない。それでも、エレーラ監督は勝つためにチリへやってきたと語っている。

 この結果、前日の開幕戦でエクアドルに2-0で勝利したチリがグループAの単独首位に立っている。(c)AFP