■王国復権を目指すブラジル

 母国開催となった昨年のW杯で失態を演じたブラジルは、ネイマールも後半から途中出場した10日のホンジュラスとの親善試合に1-0で勝利し、10連勝で大会を迎える。

 14日にペルーとの初戦を迎えるブラジルは、17日には因縁の相手コロンビアと対戦する。

 昨年のW杯の準々決勝で対戦した両国は、コロンビアのハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)に対するブラジルの執拗(しつよう)なチャージが注目されたが、ブラジルは1-0で勝利したもののこの試合でネイマールが腰椎を骨折。ネイマールを欠いたブラジルは準決勝でドイツに1-7で大敗し、3位決定戦でもオランダに0-3で敗れて失意に沈んだ。

 W杯後から指揮を執るドゥンガ(Dunga)監督からキャプテンを託されたネイマールは、大きな責任を負うことで成長の速度を加速させており、ブラジル復権の鍵は同選手が握っていると言えそうだ。

■チリの悲願

 開催国チリのホルヘ・サンパオリ(Jorge Sampaoli)監督は、バルセロナのGKクラウディオ・ブラーボ(Claudio Bravo)、イタリア・セリエAでプレーする中盤のアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)とガリー・メデル(Gary Medel)、アーセナル(Arsenal)に所属するアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)ら豪華なタレントを招集し、初開催から99年目となる今大会で大会初優勝を目指している。

 エースストライカーのアレクシスは、「偉大なことを成し遂げる時が来た」と語り、タイトル獲得に自信をのぞかせている。(c)AFP/Miguel SANCHEZ