【6月11日 AFP】サッカー国際親善試合は10日、各地で行われ、ブラジルは1-0でホンジュラスを下した。

 欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)優勝を飾ったFCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を後半から途中出場させたブラジルは、コパ・アメリカ(2015 Copa America)開幕前最後の一戦を制し、昨年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)終了後から続く親善試合での連勝を10に伸ばした。

 W杯準決勝でドイツに大敗した後、ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)前監督の後任に就いたドゥンガ(Dunga)監督は、ポルトアレグレ(Porto Alegre)での白星で、自身の無敗記録を守っている。

 ブラジルは「サンバ」サッカーがなりを潜め、前半33分にロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)が決めたわずか1点のみとなった。

 後半に入りネイマールが出場したものの、バルセロナでの3冠達成後の無気力感を振り払うにとどまった。

 11日にコパ・アメリカ開幕が迫る中、辛勝を飾ったブラジルは士気を高めている。同大会でブラジルはグループCに入り、ペルー、コロンビア、ベネズエラと対戦する。(c)AFP