【6月13日 AFP】数年にわたって土地開発ブームが続く中国では、地元当局による土地の収用が問題となっており、立ち退きを拒否する居住者の家を、打ちつけられたくぎのように立ち退きに応じない居住者がいる家を例えた「くぎの家」という言葉も生まれている。

 中国ではここ数年、暴力的な手段を用いた立ち退きを法的に禁止し、移住する住民に市場価格に見合った補償を支払うよう明記するなどした一連の法令が可決されたが、専門家らによれば、地元当局が法令を無視するケースも多いという。(c)AFP