さらにナダルは、ビッグ4のライバルたちとの直接対決の成績で全員を上回っている。

 ジョコビッチにはここ7度の対戦では6敗を喫しているものの23勝21敗、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とは直近5試合に勝利して23勝10敗、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)にはここ10戦で7度勝利し15勝6敗としている。

 全仏の準決勝でジョコビッチと対戦するマレーは、「ラファは戻ってくるだろう。時間が必要だとは思うけれど。自信を裏付けるためにも勝ちが必要になってくる」と語った。

 29歳の誕生日にジョコビッチに敗れたナダルだが、まだタンクの中にガソリンは残っているという。

 現代よりは緩い1960年代や70年代ではあるものの、ロッド・レーバー(Rod Laver)氏やケン・ローズウォール(Ken Rosewall)氏は30歳の誕生日の後に全仏を制しており、1999年大会を制したアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏は29歳になったばかりだった。

 ナダルが来年10度目の全仏制覇を果たせば、そのときはすでに30歳の誕生日を祝っていることになる。

 ジョコビッチ戦後のナダルはこう語っている。

「勝てたなかったことはさほど驚きではない。2009年にも負けて2015年の今日もそうなった。新たなチャンスを手に、来年戻ってきたい」

「来年は戦えることを目指し、より良い準備を目指し、自信を持ってここを訪れられるようにしたい」

(c)AFP