40年ぶりの栄冠を目指すウォリアーズ、絶好調のカリーが鍵に
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【6月4日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は、レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたステフェン・カリー(Stephen Curry)と、指揮官1年目のスティーブ・カー(Steve Kerr)ヘッドコーチ(HC)を中心に、1975年以来のNBAファイナル制覇を目指している。
これまで低迷が続いていたウォリアーズだが、今季は3ポイントシュートや華麗なパス回し、そして粘り強い守備でチームに勢いをつけ、球団のシーズン最多勝利記録を更新するなど、リーグ最高成績となる67勝15敗を記録した。
1974-75シーズンにファイナルを制して以降、プレーオフで結果を残せていなかったウォリアーズがファイナル進出を果たしたのは40年ぶりで、これはリーグ最長記録になる。
しかし、久しぶりの大舞台であろうと、本拠地で4日に開幕するNBAファイナルで、レブロン・ジェームズ(LeBron James)を擁するクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)を打ち負かせるだけの実力については何の問題もない。今季のウォリアーズは、プレーオフの7勝1敗を含め、ホームでは46勝3敗の成績を残している。
「俺たちはホームコートアドバンテージを最大限に生かさなければならない」と主張するカリーは、「激しい戦いになるだろうし、楽しみにしているよ。NBAでプレーする選手全員が夢みるのは、ファイナルでプレーすることだ。目標まであと4勝に迫り、みんな興奮している」と語った。
一方、49歳のカーHCは、現役時代にシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)で1995-96シーズンからファイナル3連覇を経験すると、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)でも1998-99シーズンと2002-03シーズンにタイトルを獲得している。
ウォリアーズは、昨季まで指揮を執っていたマーク・ジャクソン(Mark Jackson)元HCが就任する以前まで、17シーズンで1度しかプレーオフに出場していなかった。そしてカーHCは、前任者が築いた土台の上にチームを作り上げた。
カーHCは、「これからの10年に向けて、何か特別なものを築き上げているような気持ちだ」と語っている。
今季のプレーオフでカリーは1試合平均29.2得点、4.9リバウンド、6.4アシストを記録しており、特に速攻からの得点や3ポイントシュートの能力では、相手選手を混乱に陥れている。
元NBA選手のデル・カリー(Dell Curry)氏を父に持つカリーは今季、計286本の3ポイントシュートを成功させ、自身が2シーズン前に樹立したリーグ最多記録を14本も更新した。
今季の3ポイントシュート成功数では、チームメートのクレイ・トンプソン(Klay Thompson)がリーグ2位の成績を残したものの、カリーには47本差をつけられている。
ウォリアーズは今季、リーグ歴代3位となる合計883本の3ポイントシュートを成功させた。そしてカリーは、すでにプレーオフ史上最多となる73本の3ポイントを決めている。