ポグバ、マンU退団に「後悔ない」―去就についてはコメントせず
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【6月3日 AFP】イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のポール・ポグバ(Paul Pogba)が2日、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を退団したことを後悔していないと語った。
その一方で、FCバルセロナ(FC Barcelona)と対戦する欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)決勝が、ユベントスのユニホームを着て戦う最後の試合になるとのうわさには口を閉ざした。
ユナイテッド時代のポグバは、当時チームを率いていたアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督の下で出場機会に恵まれず、2012-13シーズンのオフにクラブを離れ、自由契約でユベントスに加入した。
すると、その才能はトリノ(Turin)で花開き、フランス代表となった現在は、世界で最も優れたMFの一人という評価を確立した。22歳のポグバは、その過程でリーグ優勝を3度経験し、今季はリーグ戦と国内カップ戦の2冠を達成している。
古巣のユナイテッドが今季、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)新監督の下でリーグ4位に終わったのを尻目に、ポグバは現在、自身初のチャンピオンズリーグ決勝、そしてクラブ史上初の3冠達成に向けて準備を進めている。
レアル・マドリード(Real Madrid)、バルセロナ、そして驚いたことに、ユナイテッドまでもが獲得レースに参戦していると報じられ、今後の去就が不透明になっているポグバだが、オールド・トラフォード(Old Trafford)を去ったことに後悔はないと語った。
1日に行われたメディア・オープンデーで、ポグバは、「もちろん、(退団に)後悔はない。ここですごく幸せだし、楽しんでいる。僕はユベントスで決勝に出るんだ。マンチェスター(・ユナイテッド)でじゃない」と話した。
また、この試合がイタリア王者ユベントスでの最後の試合になるのかと問われると、ポグバは「まわりには好きなように思わせておくよ。決勝があるんだ。僕にとって大きな決勝がね。だからそっちに集中したい」と答えた。
ポグバは5月30日に行われたリーグ最終節、エラス・ベローナ(Hellas Verona)戦では派手なプレーにこだわり、そのことでマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督から叱責を受けた。
しかしポグバは、ベローナ戦では「素」が出てしまったと認めて批判を受け入れ、バルセロナ戦では同じ過ちを繰り返さないと誓った。
「ときどき、少しだけやりたいようにやってしまうことがある。それは無意識のことなんだ。目立とうとしてるわけではなく、自分にはそういうところがあるっていうだけだ」
「僕はただ自分のプレーをしていて、それがうまくいくときもあれば、いかないときもある。バルセロナと決勝を戦うのだから、完璧に集中するよ」
リーグ戦と国内カップ戦の2冠を達成しているユベントスだが、今回の決勝では、下馬評不利と言われている。バルセロナでは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、ルイス・スアレス(Luis Suarez)の3トップが、今季だけで合計120得点を記録した。
ポグバも、メッシを「世界最強の選手」と評価しており、ただバルセロナの戦術を研究するだけでは、目の前に立ちふさがる壁を超えられないと感じている。
「メッシは世界最強だし、バルセロナも世界最強だ。だけど僕らだって決勝まで来たんだ。失うものは何もない」
「バルセロナがどういうプレーをするかは、みんな分かっている。彼らは世界最高峰の攻撃陣を擁している。戦術練習をたくさん積むことも大切だけど、それだけではなく、がむしゃらさも必要だ。あとはほんの少しの運だね」
「僕らは優勝候補じゃないけれど、全力を尽くすよ。決勝なんだし、何が起きてもおかしくはない。バルセロナの試合を見るのは楽しい。だけど、彼らが負けるところを見るのはもっともっと楽しいはずさ」
(c)AFP/Justin DAVIS