【6月2日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は1日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は1-6、7-5、6-3で米国のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)を下し、準々決勝進出を決めた。

 セレーナは、コート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)で約2時間の末にノーシードのスティーブンズを退けたものの、アンナ・レナ・フリードサム(Anna-Lena Friedsam、ドイツ)との2回戦と、ビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)との3回戦に続いて、3試合連続で第1セットを落とす衝撃に直面し、動揺が走った。

 しかしながらセレーナは、過去にも3試合連続で1セットダウンから逆転勝利を記録した経験があり、1999年の全米オープン(The US Open Tennis Championships)の再現となった。

 当時10代だったセレーナは、キム・クライシュテルス(Kim Clijsters、ベルギー)、コンチタ・マルティネス(Conchita Martinez、スペイン)、モニカ・セレシュ(Monica Seles、米国)に逆転で勝利すると、リンゼイ・ダベンポート(Lindsay Davenport、米国)をフルセットの末に撃破。そして決勝では第1シードのマルチナ・ヒンギス(Martina Hingis、スイス)を退け、初の四大大会(グランドスラム)優勝を経験した。

 世界ランク1位のセレーナは、「スタートじゃなくて、終わり方の問題。そういう見方をしています」とコメントした。

「戦い方には失望しています。いつもならストレートで勝って、コート内外で自分らしい仕事ができています。とにかく勝てたのは良いこと。常に改善点はあるものです」

「ぎりぎりで生き残っている気分ですが、この崖っぷちからは抜け出さないと」

「チャンスを待つことは嫌いですが、それが役に立つこともあります。今回は2時間戦い抜けることが分かりました」

「でも、こんな形で生き残っているのは嫌ですね。意外でしょうが、いつも自分に『よし、セレーナ。集中しなさい。歩く前に、あと5キロ走ってみなさい。最初のポイント、ゲーム、セットまで頑張りなさい』と言い聞かせているんです」

「道を模索しようとしているところで、今日のパフォーマンスには不満です。厳しい2セットマッチなら良いですが、連続でフルセットになるのは、自分としては、プロとは言えないようなことですね」

(c)AFP/Andy SCOTT